ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2024.9

次の月へ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

韓国語(ハングル文字)の表示がある薄切り肉を販売するサンパウロ市内の肉屋さん

韓国語(ハングル文字)の表示がある薄切り肉を販売するサンパウロ市内の肉屋さん

 ブラジルの一般の肉屋さんでは、日本で普通に見られる薄切り肉がほとんど販売されていません。「細かく切ってください」といえば、最低でも3センチ四方の細切れ、「薄切りにしてください」といえば、最低5ミリから1センチほどの厚さに切って商品を渡されることになります。日本のレシピでイメージする、すき焼きや肉じゃがを作りにくいのが少々悩みの種です。


冷凍販売されている薄切り牛肉

冷凍販売されている薄切り牛肉

 すき焼き用の薄切り肉は、日本食品店では冷凍食品として販売されています。牛肉も豚肉もあり、すき焼き、シャブシャブ、肉じゃがなど、日本的な食卓にはピッタリです。
 


韓国系の肉屋さんの店頭で見られる薄切り肉

韓国系の肉屋さんの店頭で見られる薄切り肉

 最近、韓国からの移住者やその子どもたちが多く暮らすサンパウロのボンヘチーロ地区という場所では、薄切り肉を専門に扱う肉屋さんを見つけました。「日本も韓国も食生活にはやはり薄切り肉は欠かせないんだ!」と、しみじみ感じ入りました。
 店頭で肉を販売されているのは韓国出身の方でした。牛と豚があり、薄切りの肉の部位も種類が豊富でした。


ブラジルの一般的な肉屋さんで、大きな塊で店頭販売されている牛肉

ブラジルの一般的な肉屋さんで、大きな塊で店頭販売されている牛肉

 ブラジルで一般に見られるお肉屋さんの店頭の肉の塊を見る度に、ブラジルは牛肉大国であることを実感させられます。これほど多くのお肉があるのなら、もっと薄切り肉を食べる習慣が普及してくれればいいのになあと、いつも肉屋さんを横目に一人心でぼやいています。


ブラジルの一般的な肉屋さんで、カーテンのようにつるされた牛肉

ブラジルの一般的な肉屋さんで、カーテンのようにつるされた牛肉


レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives