フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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歯は健康でいるためには重要、適切な治療を受けたい

歯は健康でいるためには重要、適切な治療を受けたい

 フランスで生活していて一番困った事は「歯医者さん」でした。

キチンとした治療をしてくれると評判の歯科に限って、国の社会保障(セキュリティ―・ソシアル)での還元率が非常に少ないのです。

社保の認可を受けた一部の歯科は、口コミ情報が無く、腕が確かか判らず不安で行けません。

結局、高額でも安心して治療を受けたいものです。

そのため、一般の公的保険では不十分で、個人的に共済保険に加入する必要性があり、毎月の掛け金が高くなってしまう難点があります。


フランス人の顧客がいる評判の歯科「アーボ・スイス・バダル」

フランス人の顧客がいる評判の歯科「アーボ・スイス・バダル」

 治療費が高額なため、フランス人の中には、隣国スペイン、特にバルセロナに来て治療する人がいます。
航空券が安価になって来たので、増加傾向にあるそうです。
スペインは、歯の治療に使うモノがフランスよりも安価である事、そしてバルセロナは、フランス語を理解する人が多く、言葉が通じやすいからです。


市内にチェーン店を持つ歯科「ヴィタル・デント」の請求書

市内にチェーン店を持つ歯科「ヴィタル・デント」の請求書

 それでも、保険のきく日本よりも高額だと思います。
歯科の方から、「支払方法は銀行のローンを組みますか?」と訊いてきます。
歯医者の支払いを分割にする人も少なくありません。


いつも分割払いにする友人の支払い領収書を撮らせてまらいました

いつも分割払いにする友人の支払い領収書を撮らせてまらいました

 私は今までで、2度、フランスで歯の治療を受けました。
2回とも、被せたモノが外れてしまったのです。

1回は、SOS歯科に行きました。
そこは、週末も開いている上、予約無しですぐに処置してくれますが、いい加減な治療です。
外れたモノを持参し見せると、歯を洗いもせずに、それを接着されました!
2回目は、口コミ情報で、腕が確かな歯科医の所に行きましたが、750ユーロ/約8万2千円掛かりました。

以後、一時帰国の際、念密に検査してもらい、早期治療をするようにしました。


受け付け・会計の歯科の女性。日本と似た制服です

受け付け・会計の歯科の女性。日本と似た制服です

 海外で、良い歯医者を見つけるのは本当に大変です。
海外滞在している友人たちの中で、「どこか良い歯医者を知らない?」と尋ねなかった人はいないくらいです。

いつでも歯医者に行けるわけではないと思うと、日本で生活している時よりも、丁寧に磨くようになったのは良い事ですが…。


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