ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2024.9

次の月へ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

日系の団体の舞台を鑑賞するために、保存食一キロの袋を数袋、受付で渡す人

日系の団体の舞台を鑑賞するために、保存食一キロの袋を数袋、受付で渡す人

 一年を通してサンパウロではあちらこちらで音楽、ダンス、演劇と様々なステージが行われています。
 有料のステージもあれば後援団体があって入場無料のステージもあります。
 その他に、1キログラムの保存できる食料を持参するのが入場するための条件であるということがよくあります。
 その様なステージはプロの出演者であることもあればアマチュアの出演者のこともあります。
 共通するのは、チャリティーコンサートということで、集まった食料は慈善団体に寄付されるということです。
 12月にはクリスマスに向けてのチャリティーコンサートも盛んになります。


保存できる食料一キロの代表格であるフェイジョン(下段)とお米(上段)

保存できる食料一キロの代表格であるフェイジョン(下段)とお米(上段)

 一キロの保存できる食品といえば、ブラジルで真っ先に思いつくのはブラジルの主食であるフェイジョン(豆)や陸稲の米です。他には砂糖や小麦粉などが、どこのスーパーでも1キログラム入りの袋に入って簡単に購入することができます。
 フェイジョンの価格は時期や天候によって多少価格の変動がありますが、一キロの平均価格は3レアルから4レアル(約150から200円)ほどになります。お米も種類によって価格に差がありますが、安いもので2レアル(約100円)前後で販売されています。
 一回の入場料が100レアル(約5000円)くらいする入場料があることを思うと、比較的安い入場料といえるため、食料を持参する人は一人で数袋受付で手渡す人も珍しくありません。
 ブラジルにある多くの慈善団体の中で、日系の福祉団体はよく日系人のイベントでこのような形で食料の寄付を受けているのを見かけます。


保存食一キロを持参することが入場条件と記された案内

保存食一キロを持参することが入場条件と記された案内


保存できる食料一キロを持参することが入場条件であることを記されたチャリティーコンサートの案内

保存できる食料一キロを持参することが入場条件であることを記されたチャリティーコンサートの案内



レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 1820 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives