福島県郡山市 三春のデコ屋敷〜伝統技術を受け継ぐ〜
2014.01.10 up
復興への願いが刻まれている「三春ダルマ」
福島県郡山市にある「高柴デコ屋敷」
ここで、お正月に飾る縁起物の「干支の張子」「高柴ダルマ」などが製作されています。
江戸時代から続く、伝統的な技法を
見学させてもらいました。
和紙は、時期や気候によって、扱いが異なるため、大変繊細だという話でした。
まずは、和紙を作るところから始まります。
次に、木型にぬれ和紙をちぎりながら押しつけて張り重ねていきます。
木型の種類・大きさ、形によって和紙を変えるそうです。
その後、ストーブの周りに型を置いて、表面を乾燥させています。
乾燥した後は、切込みを入れて型を抜きます。
ひとつひとつを大切にゆっくり・じっくりと作り上げていく
一つひとつが手作り。和紙も違えば、色使いも違う。特に感動したことが、一人ひとりの職人が誇りを持って三春張り子を作っていらっしゃることです。
たとえば「色」の調合。「赤」←「レッド」といっても、微妙な加減により、薄暗くなったり明るい赤になったり。そのさじ加減で、ダルマの雰囲気もまるっきり変わってくるのです。
型を抜いたところ(2013年の干支縁起物はヘビ)今年は馬です。
取材をさせてもらった「大黒屋」さん、ありがとうございました
色・形・質感・・・。古くから続く温かいぬくもり、躍動感を持った縁起物「三春の張り子人形」
これもまた、福島県が誇る文化の一つです。
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タグ:正月の縁起物
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