スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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スペインの2月14日は“Día del amor y la amistad(愛と友情の日)”。
Día del amor(いわゆるバレンタインの日)でもあり、Día de la amistad(友情の日)です。


バレンタインの日にちなんで実施された学校のオープンクラス。保護者も授業に参加しました。

バレンタインの日にちなんで実施された学校のオープンクラス。保護者も授業に参加しました。

さて、息子が通うプレスクールでも、この愛と友情の日をお祝いするために、「オープンクラス」が実施され、その日は午後から保護者も学校に「通学」して、授業に参加し、子どもと一緒にたくさんのアクティビティーを楽しみました。


息子の3歳児クラスでは、「今日はパパやママ、お友達など大好きな人に大好きを伝える日だよ」との説明があり、白紙にハート型の風船をたくさん書いて色塗りをしたり、赤い画用紙を細長く切り曲げることでハート型にし棒をつけて小作品を作るなど指を使った作業をたくさんしました。


その後、みんなでスナックを食べ、歌をうたい(子どもたちは音楽に合わせて踊り)楽しいバレンタインデーを過ごしました。普段は学校の授業中はクラスのなかは立ち入り禁止なので、参加された保護者の方たちは、子どもの学ぶ姿を直接見られる機会をとても喜んでいました。


それにしても、ランチ後の午後3時過ぎスタートだというのに、なんという参加者の数!
母親のみならず、たくさんの父親も参加していました。


息子のクラスには17人いますが、2人をのぞく15人の生徒の保護者が参加、その半数近くは父親も参加されていました。

平日の勤務時間に実施されるのに、この参加率はすごいです!息子の友達のパパに聞くと「今日は午後休みをとった」とのことでした。

育児参加の程度や、それを可能にする社会の認識には、お国柄が出ますね。



みんなが笑顔になったバレンタインデーでした。





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