私の暮らしていたスペインの町でも、いよいよ来月は待ちに待った春祭りが開催されます。
今年はロタ市では５月２日～６日まで開催されます。

春に開催されるお祭りと言えばセビージャでは“春祭り”、ヘレス・デ・ラ・フロンテラでは“馬祭り”が有名です。
これらはアンダルシア州内で開催されるお祭りです。
アンダルシアといえばやはりフラメンコの文化です。
このお祭りのためにアンダルシアの女性達はフラメンコの衣装、男性は礼服を調達します。

これらのお祭りではカセタと呼ばれる小屋が会場に設置してあり、その中でフラメンコを踊ったり歌ったりして騒ぎます。
また、私の町のお祭りでもフラメンコ大会という企画があり、候補者はステージの上でダンスを披露するコンテストもあります。
なので、この日のためにオリジナルのフラメンコドレスを着て気合いを入れてくる女性達も多いのではないでしょうか。
小さい子供からお年寄りまで、みなさん素敵なフラメンコドレスを来てお祭り会場に現れます。
みなさんのドレスを見てるだけでも色んなカラー、デザインが見れてファッションショーにでも来てるかのような感覚になります。

この地域にはフラメンコ用の生地を販売しているお店も沢山あり、生地の種類も豊富です。
出来上がったフラメンコドレスも販売されていますが、オリジナルのドレスを作りたいのならやっぱり生地選びから始めたいものです。

ちなみに仕立て料は別にかかります。だいたい生地をきれて２万～３万くらいでしょうか。
ドレスのデザインによって手の込み方も変ってきますので、値段も変動します。
時期も春祭りが近づくと仕立て屋さんへの注文も増え、出来上がるまでに日数がかかってしまいます。

ぜひ、アンダルシアに訪れた際は記念に自分だけのオリジナルのフラメンコドレスを作ってみるといいかもしれません。

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