スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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この吊り橋はベルヴァルト村とエルネン村を結ぶものだそうです。

この吊り橋はベルヴァルト村とエルネン村を結ぶものだそうです。

 昨年2015年の夏、スイスのヴァレー州(Valais)に新しい吊り橋、ゴムス・ブリッジ(Goms Bridge)が完成・オープンしました。

 先月たまたまそばを通りかかったので、良い機会だと思いさっそく渡りに行ってみました!


ゴムス・ブリッジを今から渡ります!かなりたわんで見えるのですが気のせいでしょうか(笑)。

ゴムス・ブリッジを今から渡ります!かなりたわんで見えるのですが気のせいでしょうか(笑)。

 一見とてもシンプルで簡単な作りに見えるこの吊り橋、高さが92mあり長さは280mとかなりあります。橋の幅は1m40cmあるのですが、その素朴そうな作りのため、向こう側から歩いてきた人とすれ違おうと端に寄ると、何だか自らの体重で橋が傾き自分が落っこちてしまうのでは……という恐怖感が少しある橋です。


比較的薄そう?に見える木の板を歩いていきます。結構スリルが味わえます……。

比較的薄そう?に見える木の板を歩いていきます。結構スリルが味わえます……。

 実際観光でこの吊り橋を渡りに来たものの、おっかなびっくり腰が引けた様子で、手すりにつかまりつつ一歩一歩足を進めている人も。しょっちゅう散歩やサイクリングでこの吊り橋を通っている地元の人たちは、普通の道を歩くようにさっさと渡っており、さすがだと思いました(笑)。


新しい吊り橋とはいえ、すでに何年もあったかのように、風景の中に溶け込んでいます。

新しい吊り橋とはいえ、すでに何年もあったかのように、風景の中に溶け込んでいます。

 吊り橋の周りはスイスらしい、のどかな山の風景が広がっているのですが、それをエンジョイしながら橋を渡っている人は、そこまでいなかったような気がします。無事に吊り橋を渡りきるのに集中している人の率が多し?(私も写真を撮っている時、少し怖かったです)。


橋の途中にベルヴァルト村とエルネン村の村堺が。

橋の途中にベルヴァルト村とエルネン村の村堺が。

 この吊り橋のおかげで、谷を挟む二つの村の間を容易に行き来することが可能となったのは嬉しいですね。
 なお、車椅子でも渡れるそうです。ただし自転車は押して渡ること、吊り橋の上では走らないこと(ジョギングはしないでください。笑)、馬や牛、馬などの大きな動物は橋を渡らないこと、という注意書きを見かけましたので、この吊り橋を渡られる機会がある方はご留意くださいね。


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