世界の鍋【南米チリ】
2016.10.26 up
チリの田舎でよく使われるグレダと呼ばれる粘土を使って作った鍋。
今回はチリの鍋についてご紹介したいと思います。この鍋は「オジャ・デ・グレダ」と呼ばれ、粘土を焼いて作ったチリの伝統的な鍋です。特にチリの田舎ではよく具沢山のスープを作る時に使います。
面白いのは、鍋の周りにコップが引っかかっているところ。みんなで囲んで鍋を食べる感覚が日本の鍋となんだか似ていますね。
特にこの鍋で作る料理で有名なのは、「ポジョ・アル・コニャック」と言う料理で、ブランデーをたっぷり使って野菜や鶏肉を煮込んでスープを作ります。私の義理のお母さんに教わったレシピを簡単にお教えします。
http://cookcina.com/2014/02/04/receta-pollo-al-conac/ より引用
<作り方>
塩胡椒で味付けをした鶏肉を油で炒めます。その後、バターで人参や玉ねぎ、パプリカなどを炒めます。炒めた鶏肉(油で表面をカリッと揚げるのがポイントだそうです)と、炒めた野菜をたっぷりのブランデーの中で弱火でゆっくり煮込んで出来上がりです。
※ブランデーは、煮込む前にアルコールを沸騰させてから使います。
※オジャ・デ・グレダは強火にかけると割れてしまうので、弱火でゆっくり煮込むのがポイントです。
※ブランデーが無い場合は、代わりに白ワインを使っても大丈夫です。
食べ方は、取り皿で鍋の中の野菜や鶏肉を取って食べ、鍋の周りに引っかかっているコップを使ってコニャックスープを飲むのがポイントです!
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タグ:世界の鍋
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