ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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ネパールは稲作が盛んで米飯が主食なので、パンは軽食、おやつ程度の位置付けです。そのせいかパンへのこだわりはあまりないようです。

住宅街のよろず屋やスーパーマーケットには、毎日ネパールの工場で作った食パン「パウロティ」が配送されてきます。そのサイズは日本のものより小ぶり。ホワイトブレッド、ブラウンブレッドの2種類があるのはいいのですが、大抵食感はボソボソ、そして少々甘い味付けです。


ネパールの工場パンはパウンドケーキサイズが主流。

ネパールの工場パンはパウンドケーキサイズが主流。

また、そのスライスの厚みがどのメーカーもほぼ一定で、サンドイッチ用か10枚切りくらいの薄切りなのです。厚みは不揃いなこともあり、薄すぎて穴が空いたりもしています。


スーパーの棚。日系ベーカリーの食パンまでも同様に薄い。。。

スーパーの棚。日系ベーカリーの食パンまでも同様に薄い。。。

各家庭でどのように調理して食べるのが一般的なのかはわかりませんが、ポップアップトースターのサイズに合わせているのか?プライパンでひっくり返しやすいように?ホテルの朝食もカリカリトーストが多いようです。
我が家ではガスコンロに餅焼き網を乗せた直火炙り焼きなのですが。。。

日本では4枚切りが定番だったうちには物足りません。というわけで食パンを買うことがほとんどなくなってしまいました…。日本から持ってきたホームベーカリーも食パン作りは5、6時間かかるので、停電がネックとなり、ほとんど捏ね専用、焼くことが出来ぬ代物と成り下がっています。


保存料、着色料無添加のマルチグレインブラウンブレッド1斤9枚切り 150ルピー。

保存料、着色料無添加のマルチグレインブラウンブレッド1斤9枚切り 150ルピー。

久しぶりに買ってみたこちらの穀物粒入り食パンは、日本のものに近いサイズですが、1斤9枚切り(端の全面耳部分込み・普通より高めの150ルピー)となっておりました。味的にはこれまで食べたものよりかなりよいだけに、厚さが残念です。

ドイツ、韓国、日系などのベーカリーの進出で、バラエティーに富んだ美味しい菓子パン、食事用パンも販売されていますから、これまでのようなパン業界全体への不満はほとんど感じなくなってきましたが、厚みのバリエーション増やし、ネパールの人たちも厚切りトーストを体験してもらいたいと思うのです。



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