オランダで「ポケモンGO」が公式に始まって以来、「オランダにおけるポケモンGOの首都」と言われてる街があります。
それは、オランダの政治の中心地デンハーグ近郊にあるカイクダウン（Kijkduin）。
（ちなみに在オランダ日本大使館もデンハーグにあります。）

カイクダウンはビーチのある街で、海岸には瀟洒なレストランが並んでいます。
普段は閑静なこの街、公式に市が「ポケモンGO」で街おこしをすると決めたことから、多数の「ポケモンジム」や「ポケストップ」が設定されているのだとか。

夏休みのアクティビティとして、夫監修のもとにポケモンGOを始めた我が家の娘。
先日の週末に父子で噂のカイクダウンに行ってきました。
上の画像は、まだ午前10時半頃だったそうですが、すでにオランダ中からポケモントレーナーたちが集合していたそう。
夏休み中の子供たちはもちろんのこと、週末を利用して訪れていた大勢の大人たちでてんやわんやだったのだとか。

角度的に見えにくいですが、このピカチュウが描かれた看板には「ポケモンGOの首都へようこそ！」と書かれています。

そして首都と名乗るにふさわしく、他の場所とは比較にならないくらい沢山のポケモンたちをゲットできたそうです。
そして誰かが「こっちに○○がいるぞ！」と叫べば、大勢のプレーヤーたちが雪崩のように駆け付けたりする光景が何度も繰り広げられたのだとか。

ただし、この突然の「ポケモンGO騒動」に地元住人たちはかなり戸惑っているという声も聞こえてきます。
教会の部外者立ち入り禁止エリアに入ったり、ごみを投げ捨てていったりする一部のマナー違反のプレーヤーのせいで、地元民は決して良い気分ではないといわれています。

けれど大勢のプレーヤーが訪れることで経済効果があることも事実なので、地元の人たちもしぶしぶ「ポケモンGOの首都」の位置に甘んじているようです。

たかがゲーム、されどゲーム。
マナーを守って、地元の人にも迷惑をかけずに遊んでいきたいですね。

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