ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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日本にも世界中から多くの外国人観光客が訪れるようになってきました。アレルギーを起こしやすい食材や原材料、食品添加物やカロリーの表示が細かくなされてるのはとても感心します。一方で様々な宗教を信仰する人たちのための食事について、なかなか対応が追いついていないような印象を受けます。


 ハラルフードのファストフード店。ネパール料理モモもハラル仕様。

ハラルフードのファストフード店。ネパール料理モモもハラル仕様。

ネパールは、ヒンドゥー教徒が多いので牛肉を出すレストランは多くありません。
ムスリムの方たちのためには、豚肉やアルコールを提供しない、また指定の方法で屠殺された肉だけを用いるハラル料理のお店もあります。
菜食主義用のベジタリアンメニューには、肉食と分けて緑の日の丸印などのマークが付いており、一目で分かりやすくなっています。


ネパール人の中でも宗教や民族、家庭によって食の戒律やタブーがあり、レストランでも「これを玉ねぎとにんにく抜きで」「卵なしで」「これは何のお肉?」などと質問や注文をしているのを目にします。


お皿の上で食材の形はなくても、味醂のアルコール、肉魚の出汁、凝固剤として動物性ゼラチンなど隠れて入っているものもあります。
ムスリムが多い国の化学調味料に豚由来の材料が混入していたことも問題となりましたね。NG食材を同じナイフやまな板で調理することも避けなければならないこともあるので、気をつけたいものです。
世界中でいろんな宗教、民族の人々がストレスなく気軽に楽しんで飲食できる環境になるといいですね。



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