「ザクロ」の美味しい季節です。
日本ではあまり馴染みのない果物ですが、バンコクではごく一般的なもの。「ザクロ」を絞ったジュースは街のあちこちで売られています。
私も時々ジューススタンドで買って飲みますが、濃い甘さと酸味が絶妙で本当に美味です。

この時期はスーパーなどの食品売り場でもザクロは簡単に手に入ります。
丸ごとで売っているものもあれば、中の果肉だけを取り出して売っているものもあります。
もちろんフレッシュなのは丸ごとのもの。皮も柔らかいので、簡単に果肉を取り出すことが出来ます。

美味しくて扱いやすい上に体にも良いと言われる「ザクロ」。でも、我が家で購入する事はほとんどありませんでした。
なぜならば、ザクロにはひとつだけ残念な点があるのです。
それは、びっしり詰まった無数の果実一つ一つの中に入っている“種”。しっかりした固さがある上に、わずかな渋みも感じられます。

この種は食べてもかまいません。でも他のフルーツのように「ちょっとツブツブ」という食感ではないので、どうしても口に残ってしまい渋みも気になります。
生で食べるにもサラダに入れるにも、この“種”を克服しない事には気軽に楽しめません。

でも今年はザクロを楽しんでします。
毎朝作っている野菜と果物のジュースにザクロを加えました。
結局“ジュース”なのですが、果汁がたっぷりなのでジュース向きといえます。
ジューサーに種が詰まって「ガッガッガッ」と変な音を立てることもありますが、そこまでしてでも楽しみたい「ザクロ」なのです。

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