フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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日本食品を扱っているパリ市内の店

日本食品を扱っているパリ市内の店

 パリの友人に「UMAMI」って知っている? 日本のモノだと思うけど…」と聞かれました。日本には「うまみ」というモノは無いと思うけど…。

 詳しく聞いてみると、最近はやっている調味料で、白くて塩みたいなモノとのこと。パリ市内にある日本食品を扱う店に聞きに行ったら、どうも日本のうまみ味調味料のことらしいと分かりました!

 UMAMIは、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を含む幾つかのアミノ酸からできているので、主成分であるMSGに大きな抵抗感を持っているフランスで?!と驚きました。

 フランスの食の分野は、非常に保守的で制限されているはずでしたが、このUMAMIを利用することで減塩できるという点が、生活習慣病を気にする現代人にマッチしたのかもしれません。


友人が「日本食の材料を買いたい」と尋ねると薦められたUMAMI

友人が「日本食の材料を買いたい」と尋ねると薦められたUMAMI

 現在パリで、うなぎ上りに消費量が増えているUMAMIですが、理由は何か?

 どちらかというと味の濃い中華料理を常に食べている人に、UMAMIは独特の味の刺激で好ましいと満足感が得られたに違いなく、パリでは、13区の中華街から発信されていて、レストランのテーブルに調味料の一つとして置いてあることもあるそうです。お客さんは、どんな料理にも塩感覚でパラパラとかけます。

 日本の調味料が、歴史のある中華やタイ、ベトナム料理などに使われ始めているというのは、おいしさを評価されたということでうれしい限りですが、私の友人は、どの料理を注文しても、UMAMIの味が強く効いていて困ったと言っていました。

 これって、味のグローバル化?って、ことなのかな?





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