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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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開きつつあるドナウ川に多くある水門

開きつつあるドナウ川に多くある水門

 パッサウを離れた後、いい感じでドナウ川をぐいぐい船は進みます。船の旅で見る景色は、飛行機や列車から見える外の景色とは違う面白さがあります。川べりで釣りをしている人たち、水遊びをしている人たち、キャンプをしている人たち…。サイクリングをしている人たちも! 川岸の人たちと船上からと互いに手を振り合ったりしていました。


ウィーンの街の中心にあるシュテファン大聖堂

ウィーンの街の中心にあるシュテファン大聖堂

 海のクルーズにはない、リバークルーズの最たる特徴の一つは、水門をいくつも通り過ぎるところにあるかもしれません。船が川を進んでいる時に水位が変わる箇所がいくつもある場合があります。そんな時は船を上下させてから、水が上位または下位にある河を通り過ぎることができる―というシステムなのです。


ホーフブルグ宮殿ではエリザベート王妃とフランツ・ヨーゼフ皇帝・エリザベート皇妃の豪華な部屋が公開されています

ホーフブルグ宮殿ではエリザベート王妃とフランツ・ヨーゼフ皇帝・エリザベート皇妃の豪華な部屋が公開されています

 ドナウ川にもたくさんの水門が途中にあり、そのたび船がいったん停止し、前後を分厚い扉で閉じられた間で水位調節されるのをしばらく待ち、その後また出発―を繰り返しました。水を抜いたりする時の音がかなり大きかったため、夜中にいくつか水門を通り過ぎる時は、その音ですぐに目が覚めてしまい、その晩は少し寝不足でした(苦笑)。


ウィーンのモーツァルトハウス。3つの階がミュージアムになっています

ウィーンのモーツァルトハウス。3つの階がミュージアムになっています

 翌日到着した街はオーストリアのウィーン。音楽の都でよく知られた街の一つですね!

 夏休みなので旧市街地は観光客でいっぱい。その上、ちょうどシュテファン大聖堂の周りで工事をしていたようで、さらに混雑していました。

 丸一日ウィーンでの観光を楽しみました。ホーフブルグ宮殿やモーツァルトが数年居住していたアパートを博物館にした「モーツァルトハウス」、コーヒーがおいしいカフェ、ユリアスマインス、そしてお土産屋さんやいろいろなお店―駆け足でしたが、ちょっぴりウィーンの空気を楽しんで、再び船へ戻ってきました。


船上から見る、ドナウ川での夕焼け空

船上から見る、ドナウ川での夕焼け空

 夕方にウィーンに別れを告げ、さらにドナウを東へ進みます。ハンガリーのブダペスト、そしてスロバキアのブラティスラヴァに向かうのです。


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