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フランス:グレウ・レ・バン

佐藤 陽子(さとう ようこ)

職業…新企業経営者のアドヴァイザー
居住都市…Greoux-les-Bains グレウ レ バン(フランス)

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2020.7

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佐藤 陽子

佐藤 陽子

職業…新企業経営者のアドヴァイザー
居住都市…Greoux-les-Bains グレウ レ バン(フランス)

居住都市の紹介…私に住む町は2000年前、ローマ帝国の下で生まれた硫黄温泉の町。町の名前はラテン語で、水で痛みを治す所という意味らしいです。硫黄の温泉はリュウマチ性の関節炎を持ち呼吸困難に悩む人に効くと言われており、その上フランスでは温泉治療が国民健康保険から一部支払われているため、夏は温泉治療に来る人で人口が3倍に増えます。
常住者は2000人。保育所、幼稚園、小学校があり子供を育てるにはとてもいい場所です。3月から12月はホテル、レストラン、商店、温泉治療施設などで仕事を見つけることが出来ます。ITER projectを受け入れた原子力研究所(カダラッシュ)が町から20キロメートルに位置しているため、技術者やエンジニアなども多く住んでいます。
町を離れるとラベンダーと麦の畑、オリーブの木が続き、6月から鮮やかな色で目を楽しませてくれます。プロバンスの中でも北に位置し、昔のプロバンス の風景を今でも楽しむことが出来るほのぼのとした田舎町です。

自己紹介…1996年にパン職人の資格の取得を目標に帯広を離れてフランス留学。パン職人の資格を1999年に取得した後、2001年にパリで製粉、穀物産業の高等技術士の資格を取得しました。結婚後プロバンスに戻りエクサンプロバンス市のパン屋の責任者として3年働く。出産後、職業転換を決意し、中小企業の経営アシスタントの資格を取り、現在は新企業経営者のアドバイザーとして働いています。夫のPhilippe との間に一女(4歳)がいます。


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