蜜蝋に包まれたトルコのカラスミ
2009.04.25 up
蜜蝋に包まれたトルコ産カラスミ 薄く切って蜜蝋をはがして食べます
カラスミというと日本では高級品ですが、トルコでは地中海産・黒海産のものが手頃な値段で手に入ります。
こちらのものは蜜蝋で固められているため、常温で6ヶ月、冷蔵庫では1年半保存がききます。年1回6月頃製造され翌年新カラスミができるまで市場で出回ります。
トルコ人の間ではごく限られた人々の間で食されていたらしくトルコ語名はbalikyumurtasi(バルックユムルタス)、その名も魚卵です。
スパイスのお店や食料品店が集まっているイスタンブールのエジプシャンバザールではカラスミといったほうが通じるほど日本名はポピュラーです。
そのままツマミとして食べても料理に使っても大変美味!お店の人が最初に言ってくる金額はあくまでも「言い値」なのでくれぐれも腰をすえて金額交渉することをお忘れなく!ちなみに地中海産・黒海産は海の塩分が違うせいか味わいが違います。贅沢なカラスミ食べ比べもトルコでは可能です。
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1 - Comments
Elsaより:
2009 年 04 月 27 日 18:38:44
蜂蜜で固めたカラスミなど想像も付きませんが、「怖い物見たさ」で食べたい気もします。私が住むイタリアでは粉末にしたカラスミをパスタに掛けて食べますが、サルデーニャ島がカラスミのメイン産地ですので、サルデーニャ料理レストランに行くと絶品のボンゴレ&カラスミスパゲッティを食べる事が出来ます。
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