トルコ人もお漬物が好きです。
日本人に西洋の漬物＝ピクルスとしてなじみがあるものは、甘酸っくてちょっとスパイスやハーブの香りがしますが、トルコでは大分違います。
ここではより素材重視の味付けになっています。

イスタンブールの老舗漬物屋で聞いた話では、材料は漬け込む野菜と水、塩、レモン汁のみとのこと。
キュウリ、ニンジン、キャベツ、青唐辛子、青いトマトなどなど何でも漬け込みます。
漬け込んでから2ヶ月ぐらいからが食べ時ですが、中にはビンデージ物もあり、10年もの、20年ものなんていうものもあるそうです。

因みにトルコ人にとっては漬け込んだ漬物汁も漬物同様重要で、必ず漬け汁をグググっと飲み干します。
夏場には漬物の汁を飲ませる屋台も出て、いくつかある種類の中から選んで屋台の横で一気飲みをしているオジサンを見かけることもあります。

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