トルコのマンガは誰が読むの?
2009.06.20 up
ここトルコでも日本のアニメ番組はテレビで多々放送されています。映画館でも宮崎アニメが公開されたりと日本のアニメの注目度は高いのですが、マンガ本となると話は別です。
とにかく本を読まないトルコ人ですからマンガ本といっても本は本。
今までとんと見かけたことがなかったのですが、最近マンガ本専門店がイスタンブールの新市街タクシムにできた、と友人から聞いたので早速行ってみました。
繁華街でもちょっとおしゃれなエリアにあるこのマンガ本専門店は芸術系書店のいでたちです。
さて中はどうかといいますと、日本のマンガらしきものがたくさんありますが、9割以上が英語バージョン。ほとんどをアメリカから買い付けるからだそうです。
教育レベルが高い層のみが英語を理解するこの国ではマンガ本の読者は知識層ということになります。
ようやく見つけたトルコ語バージョンは「はだしのゲン」でした。
読者層は中学生ぐらいから40歳ぐらいまでで、売り上げはまあまあとのことです。
ごくわずかですがこんなフィギュアもおいてあったりして、果たしてどんなインテリが買って行くのだろうかと興味をそそられました。
ところ変われば、といいますがトルコのマンガ本専門店はごく限られた層が行くおしゃれなところでした。
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タグ:漫画,アニメ
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