イスタンブール「ジャズ」でディナーを
2009.09.10 up
ブルーの椅子が印象的です
トルコ人の日本食への関心度は経済レベル・知識レベルによって大いに異なります。
イスタンブールには寿司をはじめとする何らかのジャパニーズフードを提供するレストランが20軒ほどありますがどこもお値段は高め。
お金持ちそうな人々が出入りしていて低所得者層は「食べたいとも思わないし入りたいとも思わない」ようです。
「ヘルシーでおいしい日本食」というイメージはほんのごく一部の人々の共通認識です。
こんな状態ですからトルコ人家庭には日本食は浸透しておらず食材の確保も難しいのが現実です。
このような状況の中、トルコ在住の日本人はどうしているかというと、ある材料で何とか作る、材料を持ち込んで作る、高いが時々外に食べに行く、のどれかです。
レストランは常にジャズが流れておしゃれな雰囲気 旧市街の喧騒を忘れます
さて、イスタンブール旧市街のど真ん中に日本人シェフがいる新しいコンセプトのインターナショナルレストランができたという噂を聞いたので早速行ってみました。
お店の名前は「djazzu(ジャズ)。」
メニューを見ると一皿900円から1600円ぐらいまで。
トルコでは高級店の価格帯になります。
フレンチイタリアン風のお料理が並ぶ中にてんぷら、から揚げの名前が見えます。
(定期的にメニューは変更するそうです。)
これがキョフテ江戸っ子ソース 美味い!
トルコの肉団子であるキョフテに江戸っ子ソースなんてものを添えたお料理「キョフテ江戸っ子ソース」もあってこれを食べてみると!
日本人好みの味に仕上げられたハンバーグでした。
パンと一緒に出てくる日替わりパテ この日はバジル風味のカニ入りポテト これまた美味!
在外公館勤務、ホテルメインシェフとしての勤務を経てここに務めるシェフの畠山氏は、
「イスタンブールにおいでの際はぜひいらしてください!旧市街観光ポイントから至近距離です。」とのことでした。
観光客が集まるエリアにオープンしたこのレストラン、飲食店の競争が最も激しいエリアですが住民としてはぜひ生き残っていって欲しいと願っております。
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