イスタンブール 年の瀬から新年
2010.01.10 up
皆様、すっかりご無沙汰いたしましたが本年もよろしくお願いいたします。
クリスマス時期のイスタンブールの様子はラジオでもお伝えしましたが、クリスマスらしさもお正月らしさも何もないまま2010年が始まりました。
99パーセントがイスラム教徒のトルコですから公式にはグレゴリオ暦(太陽暦)を採用していますが年中行事はイスラム暦に基づいて執り行われます。とはいえイスタンブールでは街中で結構クリスマス風の飾り付けが見られます。
ほら結構きれいです
ところがこの飾り付け12月頭に始まり1月に入って1週間以上過ぎた今でもそのままです。飾りつけは冬の風物詩、ということでしょうか。おそらく寒いうちはこのままなのでしょうね。
そして!トルコではいまだにクリスマスが日本の大晦日に当たる12月31日だと思っている人が大半なのです。ある高級団地ではサンタクロースの格好をしたおじさんが各戸の子供たちにプレゼントを配るサービスがあるのですが、なんと!12月31日のみのサービス!!あ、あのー、これ違いますよー、と声を大にして言いたい外国人は数限りないと思うのですが、こうしてずっと続いているところを見ると皆さんあきらめたようです。
そして年越しは??親戚や友人知人と集まってカウントダウンをしてお祝いをしますがそれだけです。その後街に繰り出して騒ぐ若者も多いのですが、新市街の中心タクシム広場に偵察に出たら99%男性のみ!女性だけではとても歩ける雰囲気ではありませんでした。
サッカーの試合の後みたいに男性だらけ!
ああ、日本のお正月が懐かしいです。日本の風習大切にしましょうね。
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