善が悪を倒したお祝い「ダシェラ」
2011.10.12 up
悪いラヴァナ、弟のクンバカル、息子のインドラジット
気持ちのいい隣人ご夫婦を日曜日にお茶でもおよびしようと声をかけました。ところが今、断食の最中で…と断られてしまいました。断食あけの翌週に招待を受けるわと喜ばれました。
我々ヒンドゥー教徒ではない日本人にとって10月6火の木曜日が祝日?ラッキー!ですみますが、教徒にとっては大切な日です。
広場ではラムリーラーと呼ばれる劇が上演されます
まさに三大祭りの中の1つですから。古代インドの叙事詩ラーマーヤナの中の神話に由来する祭りで、ラーマ王子が10日間に渡る戦いの結果、悪魔ラーヴァナを倒したお祝いです。
最終日はラーマ王が火の矢で悪を退治します
新年ディワリの20日前に行われるダシェラはまさに断食、もしくは菜食の期間で玉ねぎとニンニク、お酒にたばこはご法度になります。毎朝のプージャ(祈り)の際には植木鉢に大麦をまくとか。
祭日の今日の夜、3人の像も焼かれてしまうのです
最終日の今日は、祭日ですが、ガンジス河やヤムナ河に流します。どうりでヤムナ河の方面は渋滞だったはずです。
広場では牛がいたり、子どもたちが嬉しそうに手をふっていたりとてものどかな祭日です。
地区のえらい人が火をつける係りで準備をしていました
寸劇があったり、イベントが目白押しのお祭り。ひとつひとつ経験していると面白い発見がたくさんあります。
夜は大きな人形が炎上するので、観客は大騒ぎだそうです。
来年は夜、しっかり見物してみましょう。
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