モロッコの先生に聞いた貧困層の仕事
2014.07.30 up
モロッコの空港からホテルまでのタクシー運転手が珍しく英語ができたので色々な話を聞くことができました。
運転手いわく、普段は小学校の先生をしているが、この時期はタクシーの運転手をしているとのこと。
先生の目線でモロッコの貧困問題についても教えてもらい、皮を革にするまでを見せてもらうことができました。
連れて行かれた場所はとても匂いがきつく、使用している薬品は体にも良くないため、若い人はこの仕事に就きたがらないそうです。
実際皮を薬品できれいにしたり、クレイを塗りつけて柔らかくしたりの作業をしていたのは年配の人が多かったです。
柔らかくなった皮はナイフのようなもので表面を鞣し、綺麗にすると同時に柔らかい風合いにして、そこから、ジャンパーや鞄などの製品に仕上げるのです。
革をなめしています。
ほかにも織物、陶器、貴金属、オリーブオイルにアルガンオイル、タジン鍋やクスクスなどが有名ですが、それぞれの製品の影には貧困層のきつい肉体労働があり、ボロボロのタクシーや馬車の客の呼び込みが激しいのも、観光が頼りの国ならではなのでしょう。
フナ広場に集まる商売人たちと観光客
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1 - Comments
道下より:
2014 年 07 月 30 日 08:46:50
すごく興味深く、そしてimaならではのリポートです。教師とタクシーの兼職にも驚かされますが、さらにこの生々しい仕事場の様子。さまざまな意味でおくに事情が伺えます。
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