ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2018.7

次の月へ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

会社の敷地内で番犬として飼われているロットワイラー

会社の敷地内で番犬として飼われているロットワイラー

 ブラジルでは犬を飼う人は少なくありません。アパートでも一軒家でも、都市部でも農村部でも、特に一軒家の場合、強盗や泥棒対策を期待して飼われているケースもあります。

 サンパウロ市内の町中の一軒家では、家の前のスペースに放たれた犬が、歩道や道路に面した柵越しからよく通行人を見詰めています。通行人が通るだけで、もしくは、通行人が一瞬立ち止まったり、目が合ったりするだけで、勢いよく大声でほえてくる犬もいます。


門に貼られたロットワイラーの絵が付いた「犬に注意」のプレート

門に貼られたロットワイラーの絵が付いた「犬に注意」のプレート

 いつも通る道でも、予期せず大声でいきなりほえられると心臓がビクッとすることがあり、体によくありません。表の門に、「犬に注意」と記されたプレートが貼られていることもあります。大抵、後で気付かされることの方が多いです。

 実際に飼われている犬の種類はともかく、番犬向きとされているロットワイラーの絵がトレードマークになっている「犬に注意」のプレートが、よくあるプレートの一つです。


番犬としてよく飼われているロットワイラー

番犬としてよく飼われているロットワイラー

 番犬の効果ですが、「あまりない」という声が多いのが実情です。ほえていたと思えば単に構ってほしかっただけという犬も多く、頭をなでるとおとなしくなってしまうこともしばしばです。

 家主は犬がほえることで人が来たと気付かされますが、泥棒、強盗のプロが多いブラジル。犬対策はお手のものだということです。

 気軽な泥棒であれば餌に肉を持って行って手なずけますし、本気の強盗集団なら大きめの石で犬が怖がるほど思い切り頭を強く打ちたたき、歯向かえないようにしてしまうそうです。家主は抵抗することなく、命さえあれば持って行く物は持って行ってもらえれば幸いという、泣き寝入り状況です。

 地震や自然災害も少なく、資源や食糧は豊富、恵まれた自然環境の多いブラジルでは、人災こそが天災であると唱える人もいます。番犬ものんびりしたものです。



通行人にほえても頭をなでるとすぐになついてしまうかわいい番犬

通行人にほえても頭をなでるとすぐになついてしまうかわいい番犬


レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 110 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives