ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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バナナの粉を使ったパスタ。左から、バジル、ウコン、パプリカ入り

バナナの粉を使ったパスタ。左から、バジル、ウコン、パプリカ入り

 食糧を加工して保存すると言えば粉。サンパウロでは何年か前からバナナの粉が身近に販売されるようになっています。

 バナナの粉と言えば、ケーキやパンに使えそうな気がしますが、ブラジルでは魚の煮込み料理にバナナを入れるように、決してデザートだけのイメージではありません。

 そうした中、新感覚の製品としてバナナの粉を使ったパスタもあります。デラ・ノストラ・ノンナ(Della Nostra Nonna)はバナナの粉を使った自家製パスタを生産しており、原料は小麦粉と全粒粉とバナナの粉、それに風味づけにバジルかウコンかパプリカをくわえただけ。つなぎに卵などは使用しないため、ヴィーガンでも食べられます。

 乾燥パスタで300gが15レアル(約420円)と割高な印象はありますが、味わいは素朴で健康的、好みのソースで普通のパスタと同じように食べられます。


ゆでたバジル入りのバナナの粉を原料としたパスタ

ゆでたバジル入りのバナナの粉を原料としたパスタ

 トロピカルフルーツの宝庫ブラジルを代表するフルーツの一つがバナナ。最近のフェイラでは、バナナ一ダースが4レアルから5レアル(140円前後)くらいで、少し欠陥のあるバナナなら一皿1ダース以上が盛られて2レアル(約60円)くらいです。

 日本のバナナの価格と比べると安い上、サンパウロ市内はもちろん、田舎の広い土地ではバナナの苗を植えておけば、家庭用には文字通り腐ってしまうほど果実が実ります。そんなバナナを見ていると、なんとか保存、有効活用したいと思うのが人情です。

 バナナと言えば簡単に生食するか加工品ならバナナチップくらいがぱっと思い浮かぶところですが、ブラジルには干しバナナ、バナナのアルコール飲料など、他にもいくつかのおなじみのバナナの加工品があり、バナナのパスタもこれからは健康食として、また地球の食糧危機を救う食品として仲間入りするかもしれません。


バナナが原料の様々な加工品を販売しているフェイラ(青空市)

バナナが原料の様々な加工品を販売しているフェイラ(青空市)


バナナで作ったお菓子バナナーダ

バナナで作ったお菓子バナナーダ


田舎の土地に植えられたバナナ

田舎の土地に植えられたバナナ


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