ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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電気の路面電車が走るドイツのミュンヘンの大通り

電気の路面電車が走るドイツのミュンヘンの大通り

 「うわぁ、ミュンヘンは空気が良くて治安も安心、パンもコーヒーもおいしいし、もうとても快適な旅です!」

 普段サンパウロ市で生活している人がドイツのミュンヘンに降り立てば、こんな言葉が口をついて出てくるはずです。しかしそこでドイツ在住の友人から衝撃の一言。

「えっ!今日のミュンヘンは空気が悪いって表示されているよ!ほんとにそこまで空気は良くないと思う。」


i-phoneで表示されたドイツのミュンヘンの気候や空気質

i-phoneで表示されたドイツのミュンヘンの気候や空気質

 それは2020年1月14日、ミュンヘンに滞在した時のことでした。i-phoneでミュンヘンの気候を確認すると、空気質指数が70と表示され、空気質は良くないと表示されていました。空気質指数は数値が低いほど空気がきれいと言うことになっています。

 空気が良いと感じるミュンヘンが空気が悪いというのはショックですが、友人の暮らすドイツの小さな町では「毎日緑の香りがする」とのことで、訪れると実際にのどかな町で、冬で木々は枯れていましたが、自然の風景と緑の香りに包まれていました。


冬のドイツ、人口5万人ほどの住宅街からの一風景

冬のドイツ、人口5万人ほどの住宅街からの一風景

 ブラジルの玄関港の一つ、グアルーリョス国際空港に海外から降り立ち、一歩外に出ると鼻につくのはアマゾンのジャングルのイメージとは程遠い、何ともいえない都市の排気ガスと汚れの入り混じったような空気の悪さです。

 日本で決して空気が良いとは感じられない大都市でも、ここまで空気が悪いとは感じない、かなりの空気の汚れを感じます。

 そんなサンパウロの大通りには、時刻と気温、空気質が表示されるプレートが設置されています。空気の汚れは大半の日が緑のランプとともに「BOA(良い)」の一言が表示されています。空気の悪い日には黄色いランプと「RUIM(悪い)」の一言が表示されます。

 肌感覚では圧倒的にミュンヘンよりは空気の悪さを感じるサンパウロ市で、たいていの日が「BOA」と表示されているのが不思議です。プレートの真横をもくもくと排気ガスをあげながらバスやトラックが通過して空気の悪さを後押ししています。

 空気質の表示基準がもっと世界で統一される日が来ることと、それをもとにより良い自然環境を取り戻していく事は地球の課題に違いありません。


時刻と気温、空気質が表示されるプレートが設置されたサンパウロの大通り

時刻と気温、空気質が表示されるプレートが設置されたサンパウロの大通り


時刻と気温、空気質が表示されたプレートに空気質が「BOA(良い)」と表示された様子

時刻と気温、空気質が表示されたプレートに空気質が「BOA(良い)」と表示された様子


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