ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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薬局に隣接する駐車場に設置された新型コロナワクチン接種場

薬局に隣接する駐車場に設置された新型コロナワクチン接種場

3月、ブラジルは新型コロナウイルスの新規死者数で世界最多、そして最多の感染者数を記録するという不名誉な事態に陥りました。とはいえ、明るい兆しも見えています。

 サンパウロ市保健局は3月17日、85歳から89歳のコロナ感染症による死者が51・3%減少したと発表しました。1月中旬から医療機関関係者を優先して開始したワクチン接種は、2月11日からは90代以上の一般の高齢者から順次年齢を下げ、3月下旬には70代が1回目の接種を受け始めました。その効果が現れてきているとも言えそうです。

 日本人移民は70代後半以上の高齢者が多く、既に2回目のワクチンを接種したという、少し晴れ間が見え始めたような声もよく聞こえてきます。

 思いのほか、サンパウロでは早く順調にワクチン接種が進んでいる印象です。間もなく、47歳以上の教師や警察関係者が優先的に接種されていく予定です。


サンパウロのブタンタン毒蛇研究所のラベルが付けられた新型コロナワクチン

サンパウロのブタンタン毒蛇研究所のラベルが付けられた新型コロナワクチン

 現在は公的医療機関で新型コロナワクチン接種が行われていますが、通常のワクチン接種が行われる保健所とは異なる場所に特設会場が設けられているのを見かけます。

 サンパウロ市の東洋人街リベルダーデ地区の側では、薬局に隣接する駐車場に、保健所から派遣されたワクチン接種の屋台が出現しています。看護師とアシスタントの3人ほどのチームで対応しています。

 最低30分に1人以上の割合で訪れる人がおり、身分証を見せてワクチン接種するのは通常と変わりません。接種後は特別のカードを渡され、3週間から4週間後に2回目を接種しに来るようにと記されています。

 ブラジルではワクチン接種の出張サービスが行われることは珍しくなく、新型コロナワクチン接種は3密を避けるためにも青空ワクチン接種場は最適とも言えます。

 4月11日まで外出自粛が紫レベルと、生活に必要な商店以外は厳しい閉店模様ですが、ワクチン接種が一刻も早い町の経済活動の復活につながるように希望が託されています。


ワクチン接種時に渡される新型コロナワクチン接種のためのカード

ワクチン接種時に渡される新型コロナワクチン接種のためのカード




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