ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2024.5

次の月へ
S M T W T F S
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

持続可能なコーヒーであるブラジルのバウ農園のコーヒー豆を使用した『ちょっと贅沢な珈琲店EVERBLACK〜ブラジル・ミナスジェライス州より〜』

持続可能なコーヒーであるブラジルのバウ農園のコーヒー豆を使用した『ちょっと贅沢な珈琲店EVERBLACK〜ブラジル・ミナスジェライス州より〜』

 近年は「持続可能」が社会のあらゆる分野で声高に叫ばれています。人と環境に優しいESGへの取り組みは、全ての企業に求められ、ブラジルを代表するコーヒー産業でも同様です。

 ブラジルのコーヒー栽培における持続可能な取り組みで注目されているのが、ミナスジェライス州にある日系人のフクダタケオさんが経営するバウ農園です。同農園では日本人が求める高品質なコーヒー豆が生産されており、日本の有名ブランドのコーヒー会社にも輸出されています。

 「持続可能なコーヒー」として昨年、味の素AGF社が同社の50周年を記念して日本で発売された商品が『ちょっと贅沢な珈琲店EVERBLACK~ブラジル・ミナスジェライス州より~』です。バウ農園で生産されたコーヒー豆を使用した、文字通り顔の見える農園からの産地直送の贅沢な味が楽しめます。


Bau農園で、CEOのフクダタケオさん(中央)と佐々木専務(左)、中村社長(右)

Bau農園で、CEOのフクダタケオさん(中央)と佐々木専務(左)、中村社長(右)

 バウ農園の一味違うコーヒーの味は、その肥料にも秘密があります。肥料には、ブラジル味の素社がうま味調味料をサトウキビなどの農作物原料から製造する過程で出る、栄養豊富な副産物を活かした液体肥料AjiFol®が使用されいます。

 この肥料は植物原料からの副産物を活用しているため、環境に優しく、生産過程での無駄を減らし、従来の化学肥料より温室効果ガスの排出量の削減にも貢献しています。


ブラジル味の素社のバイオサイクルから製造されているAjiFol®

ブラジル味の素社のバイオサイクルから製造されているAjiFol®

 肥料は農作物の命です。バイオサイクルの中から生み出されるAjiFol®は、生産に手間のかかる贅沢な肥料です。

 「AjiFol®の効果は、植物の免疫力やストレス耐性を高めて病気にかかりにくくするのが大きな特長です」
と、ブラジル味の素社の中村茂雄社長は話します。

 4月9日には5月の収穫を前にその効果を確かめるために、味の素株式会社取締役執行役専務で同社のサステナビリティ活動を管掌する佐々木達哉氏と中村茂雄ブラジル味の素社社長がバウ農園を表敬訪問し、フクダCEOと共に農園見学やコーヒーの試飲などを行いました。

 肥料の効果は一目瞭然で、甘い香りのコーヒーチェリーがたわわに実っています。日本で味わえるブラジルの産地直送の贅沢なコーヒーの味わいは、ブラジルへの大地とコーヒーの木への深い情熱と愛情から生み出されています。


収穫期を迎えたバウ農園のコーヒー

収穫期を迎えたバウ農園のコーヒー


『ちょっと贅沢な珈琲店EVERBLACK〜ブラジル・ミナスジェライス州より〜』

『ちょっと贅沢な珈琲店EVERBLACK〜ブラジル・ミナスジェライス州より〜』


レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 81 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives