
ホウレンソウは初夏にたくさん見られます
私が香港の街に出かけて気づいたこと、それは日本食品に向ける熱い眼差しです。ちょっと街に出れば、いたるところに日本からの食材を目にします。

ビワの箱が並んでいます
海外生活が長くなると、日本食が恋しくなるのは当たり前。そんな時、私が買い出しによく行くのは近くの大手スーパー。新鮮なカボチャやキャベツなどの人気野菜はもちろん、生ワサビまでも売っていたりするので驚きです。築地から産地直送のお刺身や海産物などもあり、海外に住んでいるという感覚を忘れてしまう一瞬でもあります。

煮物もこれでOK
ただ、この安全が売りの日本食品、誰もが買えるという訳ではなく、ターゲットはあくまで裕福層。単価の低い野菜などは日本の1.5~2倍ほどの値段で手に入りますが、お刺身などはほんの数切れで1000~2000円以上するのが相場です。とにかく高いです。買っている人も見かけますが、私の財布の紐はこれじゃ緩みません。
日本製品まがいのものも見かけます。大手ではなく、小さなスーパーに多いようです。商品のパッケージに日本語が書いてあるとそれだけで売上が伸びたりするのかもしれません。でも、「ピーナッツチョコレート」が「ピーナッシタョコレート」などと書いてあると本当にびっくりします。辞書を調べれば簡単なのになあ。正々堂々と売っていていいのだろうか。そんな不信感が募るのは私だけでしょうか。
レポーター「浜村 美和子」の最近の記事
「オーストラリア」の他の記事
0 - Comments
Add your comments