選挙はお祭り?パレードで大渋滞
2011.05.21 up
選挙キャンペーン
パプアニューギニアでは、選挙が4年に一度、行われる。その選挙とは、いろいろな意味で考えることが多いのも事実です。この写真は、候補者のサポーターが投票前日に、街の中をパレードしたときの様子です。通常ですと、トラックにこのように人が乗ったときは、警察に重量オーバーで捕まりますが、選挙は、言わばお祭りと一緒で、これもそのときは無礼講です。
パレードで街は大渋滞
各候補者のサポーターなどが、それぞれ地元のシンシンのグループを連れて、街の中を練り歩きます。そのパレードの盛大さも、投票にかかわるのか?私は、8年近く、パプアニューギニアにいて、2度ほど選挙を経験していますが、これまでに候補者演説を聞いたことがないような気がしています。街の中で演説せず、村々を回っているという話も聞きました。でも、それはムームーというパーティー料理を御馳走するためにです。所謂、これは一種の賄賂とも言えます。しかし、これは昔からの慣習でもあるため、どこから賄賂、どこから賄賂でないかの判断は本当に難しいです。
この人たちは誰?
パレードの中には、こんな人もいました。一体、このコケを前進に身にまとった人たちは、どんな応援をしてくれるのでしょうか?私の中にあるまだ答えの出ない疑問です。
レポーター「見形 明美」の最近の記事
「パプアニューギニア」の他の記事
0 - Comments
Add your comments