日本では知名度はまだ低いですが、南アはワインの名産地で、高品質で美味しいワインが低価格で手に入ります。値段はピンからキリまでで、通常のワインショップでの品揃えでは、Ｒ30（約300円）～Ｒ500（約5000円）で多種類のワインが販売されています。

Ｒ100（約1000円）程度のワインで、かなり美味しいワインが手に入ります。

ワインを醸造するワイナリーはケープタウン東方地域に集中しており、ここの地方の気候がスペインやフランスに似ていることから、1659年よりワインのぶどう栽培が盛んになりました。

先日、南アワインの有名生産地のひとつである、Stellenbosch（ステレンボッシュ）でワイナリーめぐりをしてきました。

Stellenboschは、ケープタウン国際空港より車で約30ー40分の場所にあります。
近づくにつれ、1000ー1500Ｍ級の山々の壮大な景色が待ち受けています。

ヨハネスブルグにはない景色で、本当にきれいです。
山の麓にはぶどう畑が広がり、何十というワイナリーが点在します。

ほとんどのワイナリーでは、無料もしくはＲ20（約200円）程度でワインティスティングを楽しむことができます。
一箇所のワイナリーで、およそ４ー5種類のティスティングができるため、その都度飲み干していると、意外と酔っ払うので注意が必要です。

そして、美味しいワインとともに楽しむのが食事です。
世界の他のワイン生産が盛んな地域と同様に、Stellenboschもワインとともに食文化が発達しています。南アのレストランランキングでは、ワイナリーが密集している地域のレストランが、トップ１０の常連です。南アのチーズも、ほとんどがこの地域で生産されています。

南半球に位置する南アは、すでに冬に入り始めており、特にケープタウンは4月上旬を過ぎると雨の季節となり、一気に寒くなります。ケープタウンのベストシーズンは、9月から3月です。
今回の旅行中も、ほぼ曇りで肌寒い気候でしたが、美しい景色と、美味しいワインと料理を堪能し、時間を忘れてのんびりできました。

ケープタウンを訪れる時は、ぜひおすすめしたい観光名所のひとつです。

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