家が火事?原因は湿気た薪
2012.05.11 up
煙でおおわれる家
すごい煙です、火事だ、火事だ、と騒いではいけません。これは、火事ではありません。
焼きバナナをつくるお母さん
家の中で何をしているか?というと、実は、イモやバナナを焼いています。どうして、こんなに煙が出るかというと、それは、薪が湿っているからです。湿った薪の水分が熱せられると多量の煙を作り出すわけです。昔の日本だったら当たり前の知識だったかもしれませんが、今では当たり前のようでも知られていないことかもしれません。
焼けてしまった家の跡
けむいと言って家を離れてはいられません。天然素材の木や草で出来ている家です。一度火がつくと、あっという間に焼けてしまいます。これまでにも、焼かれた家を何度も見ました。焼畑農業もしているので、その流れ火で焼かれた家も多いです。
でも、ここの良いところは、いつまでも、くよくよしていないところです。焼かれて無くなる財産もありますが、彼らの考えはいつでも前向きです。
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