好景気の真っ只中と言えども…
2012.09.09 up
経済発展中の首都ポートモレスビー
パプアニューギニアは、実は、好景気真っ只中の国であるということを知っているのは、国民の一部の人だけです。昔から、銅や金、石油などは採れていたのですが、最近では、あの液化天然ガスを産出する計画があります。実は、2014年から、産出量のなんと半分が日本に輸出予定となっています。
その好景気に便乗して、首都ポートモレスビーでは、ホテルの宿泊費や住居費がとても発展途上国とは思えないような値段になっています。例えば、3-4つ星ホテルが一泊2-3万円ですし、アパートなどを借りようとすれば月30万円は下らないというのが現状になっています。
山岳部にある集落
しかし、一方で、都市部とは離れた村々での暮らしはそう変わらず、半自給自足的な暮らしをしています。物価高に恐れもない村人…。パプアニューギニアでは、消費税が10%ですが、それが10%であろうが20%であろうが、国が好景気であろうがなかろうが、多分、彼らの生活にはそれほどの影響をもたらすとは思えません。
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