シンシン…結婚式、お葬式、部族闘争のときにも
2012.09.14 up
女性のシンシン
シンシンとは、パプアニューギニアの伝統的な歌と踊りがミックスされたものを言いますが、これは、英語のSINGという単語が二つ重なった言葉SINGSINGが語源のようです。このシンシンは、ほとんどの村が1つ以上持っていて、伝統的な衣装などを来て、みなで歌い踊ります。結婚式や特別な人が訪問するときには喜びのシンシン、お葬式には、悲しみのシンシン、また部族闘争などのときは、士気を高めるシンシンなど、その場合に応じても、シンシンは異なります。800部族いると言われているパプアニューギニアには、ゆうに800以上のシンシンがあるのは確かです。
男性によるシンシン
街の中にいても、よくトラックの荷台に乗った人々が楽しそうにシンシンしなだら、通りすぎます。彼らにとっては、シンシンは、感情の表現であり、それを部族同士で分かち合う手段にもなっているのですね。
シンシンのお祭り会場の様子
今現在、このいろいろな部族が集まって自分たちのシンシンを披露するお祭りが年に何度か行われます。世界的にはまだまだ知られいませんが、これは一見の価値があると思います。
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