乳歯が抜けたらどうする？
・庭などに埋める。
・専用の箱に入れて大事にとっておく。
・特に何もなく、ただ捨てるだけ。
各国それぞれ、さまざまな文化の違いがあると思います。

私が子供の頃は、「外に出て、上の乳歯が抜けたら下に投げる、下の乳歯が抜けたら逆に上に投げる、そうすると強い永久歯が生えてくる」と聞かされたものです。


スウェーデンでは、抜けた乳歯にまつわる、ちょっと変わった言い伝えがあるようです。
「乳歯が抜けたら、抜けた乳歯を枕の下に置いて寝る。すると、歯の魔法遣いが現れ、抜けた歯を持っていく代わりに、10クローナ硬貨を置いていく」というものです。

「歯の魔法遣い」というあたりが、まさに北欧らしく、メルヘン的な印象を受けます。そして、朝起きて枕の下に10クローナを見つけると「魔法遣いが来た！」と喜びます。

もちろん、現実に10クローナ硬貨を枕の下に置くのは、パパやママなのでしょうが、この子どもらしい空想性はほほ笑ましいものですね。
ちなみに、先日、息子の乳歯が抜けた時に息子から聞いて知った言い伝えで、乳歯を枕の下に置いて寝たので、私が抜けた乳歯の代わりに10クローナを枕の下に置いてあげました。

そして、抜けた乳歯は？というと、ただ捨てるだけという人もいますが、専用ケースに入れて保管する人も多くいます。歯医者で乳歯を抜いた場合は、乳歯保管ケースに入れてもらえますし、歯科検診の時などのついでに、ケースをもらうこともあります。

日本では「歯が抜ける夢は、身内に不幸などが起こる前兆の大凶の夢」とよく言い伝えられていますが、抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、歯の夢を見ないのか？　日本人としては、そこを少し考えてしまいます。

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