信号機のない街を、猛スピードのバイクタクシーで移動。
2014.07.22 up
トラックの横すれすれをくぐり抜け…
街に信号機が一つもないなんて、想像つきますか?
ウガンダでは首都でさえ信号機はまれ。でも、はっきり言って信号機では交通規制ができないので、日がな一日お巡りさんが交差点の真ん中で交通整理をしているのが現状です。
田舎町のアルアにももちろん信号機はありません。おまわりさんも、いません!歩く人も、自転車の人もバイクの人も車の人も、皆、自己責任で安全確認をして道路を渡るのが普通です。
人・車・自転車・バイクでごった返す交差点を切り抜け…
人が横断しているから…向いから自転車が曲がろうとしているから…と減速するバイクドライバー・カードライバーはほとんどいません! 基本乗り物は大きい順に道路での優先順位が上なので、もたもた道路を渡ろうものなら「何やってんだ!さっさと行けーー!」と言わんばかりにクラクションを鳴らされ、冷や汗…。ということも。
そんなウガンダの中堅的移動手段がバイクタクシー。重い荷物を持っている時や、郊外に出かけるときはもっぱらバイクタクシーを利用します。
ようやく舗装された道路に。
これがまたスリリング。舗装されていない凸凹道をメーターの壊れたバイクでひた走るのが普通のことなので、凸凹道でジャンプしながら、振り落とされないようにバランス感覚に最高の注意を注ぎ、万が一落っこちてもけがをしないよう、いつでも飛び降りる構えをし、「巻き込まれませんように!!!」と祈りつつトラックとトラックの間をすり抜け、街中を移動します。もちろん英語や現地語で「ゆっくり!」、「止まって!」と指示を出すことも必須です(笑)。
3年いて慣れてしまいましたが、いまだにヒヤリとすることもあります。
「じゃぁ、自分で運転したら?」って? …もらい事故のリスクを考えると、とっても運転する気持ちにはまだ慣れないのが現状です。
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タグ:ウガンダ、カルチャー
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