「市内美化運動」の理想と現実。
2014.07.28 up
このくらいのゴミの散乱は普通です。
ウガンダに来て驚いたことの一つに、道路の汚さがあります。どこもかしこも料理に使った野菜のくず、紙くず、ペットボトル、セロファン、買い物袋…など、無数のゴミが散乱していました。「いずれ土に帰るから」と、大半の人が気にしないようです。
それでも家の敷地をきちんと整えたい人は定期的にゴミを燃やして処理しています。ただし、なんでもかんでも一緒に燃やすので、その煙の悪影響について心配する人も。もちろん分別やリサイクルの考え方も浸透していません。
ダンプカーの荷台ほどの大きさのバケット。町内に一つありますが、毎日あふれかえっています。
ところが最近、「クリーン・アルア運動」なるものが活発化し、公共のゴミ処理場が市郊外に表れ、「ゴミ収集システム」が始まりました。
ゴミは燃やさず、所定の収集所(緑のバケット)に持ってくるようにとのこと。
日本のゴミ収集車での回収と違い、クレーン車でバケットを吊り上げ、そのまま運ぶので、道中ゴミは散乱、あふれたゴミはそのまま、というのが現実。収集所には貧しい大人、子供が売れそうなものを求めて群がり、見て
いて気持ちの良い風景ではありません。
以前より良くなったのか悪くなったのか、今のところ見た目にはよくわかりませんが、向上を祈る毎日です。
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タグ:ウガンダ、カルチャー
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