ウガンダのコンビニ的存在、「キヨスク」。
2014.07.20 up
標準的なキヨスクの大きさは一坪くらい。
身近すぎて写真を撮ることを忘れていましたが、アルアの街、いえ、ウガンダ国内には無数の「キヨスク」があります。日本でいう「キヨスク」は駅舎内にあるイメージですが、ここではもっぱら道路際に軒を連ねています。ひとつの町内会に3,4軒はあるでしょうか…
ここでは基本的に買い物は青空市場「マーケット」、マーケットでは手に入らない雑貨店「スーパーマーケット」、食器、洋服、DVD、電化製品などジャンルごとの専門店「ショップ」、コンビニ的存在「キヨスク」でするのですが、毎日通うのは「キヨスク」です。
徒歩移動が基本なので、マーケットから遠い場所のキヨスクはまるで小さなマーケットのように様々なものが置かれています。下着、文房具、石鹸、ボディローション、サンダル、トイレットペーパー、料理に欠かせないトマトとタマネギ、たまご、ファストフード的存在のマンダジとよばれるドーナツ、駄菓子などなど…
この店は私のお気に入りのお店で、仲良しの店主の奥さんパメラとおしゃべりする15分くらいの間にもひっきりなしにお客さんが来ます。大半はお使いに来る小さな子供たちです。彼女のお店は国道から少し中に入った集落にあるのですが、国道際の事故に遭うリスクの高いお店にお使いをさせたくない親たちがこの店に送っているとのことでした。
ご近所さんのニーズを聞いて代わりに買い出しに行き、お店に置いておく…そんな親切心に満ちたお店でもあります。「代わりに買い出し」なので、利益は取れず、いつも経営はぎりぎりなんだとか。大量に買い出しをしたものの、バイクタクシーに積み込んだとたんドライバーが急発進して逃げだして、すべてを失う…そんなこともあるそうです…。夜は夜で泥棒に襲われるのを防ぐため、各キヨスクでは男性たちが中で眠るんだそうです。
少ない利益、泥棒の危険など、なかなか大変そうですが、彼らはいつも笑顔。そのたくましさにいつも励まされてもいます。
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タグ:ウガンダ、カルチャー
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