スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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サーミ旗(左)とスウェーデン国旗

サーミ旗(左)とスウェーデン国旗

3月初旬にはスウェーデン国内で「サーミ週間」と言われる時期があり、サーミ人の文化を紹介するイベントなどが行われています。サーミの写真展、伝統料理の提供、講演、伝統品の販売など、ウメオでも市内中心部や図書館、博物館などで行われています。

サーミ人とは、独自の文化と言語を持ち、スカンジナビア半島北部やロシア北部などに住む少数民族、日本でいうアイヌ民族に相当するかと存じます。
元々はテントを張り、遊牧しつつ暮らす民族でしたが、現在のスウェーデンに住むサーミ人はのほとんどは定住生活し、サーミ語とスウェーデン語のバイリンガルが多いそうです。


ウメオ市内中心部にはサーミの伝統的なテントが張られ、なかではトナカイ肉料理などが提供されています。

ウメオ市内中心部にはサーミの伝統的なテントが張られ、なかではトナカイ肉料理などが提供されています。

トナカイ狩りやキノコ狩りにより得られた食材で作られる料理、ヨイクと呼ばれる独特の歌、独自の衣装など、サーミ人の文化を物語るものは多くありますが、なかでもサーミの伝統柄の帽子や手袋などの防寒具は、小物店やお土産店などでよく販売されており、人種民族問わず愛用されている様子、スウェーデン北部の厳寒の冬には重宝するアイテムです。


サーミの伝統柄の手袋

サーミの伝統柄の手袋

日本のアイヌ民族も同様ですが、少数民族の伝統や言語、文化を重んじ、後世に伝えていくためにも、サーミ週間のようなイベントは大切なものと思います。この機会に、少数民族の暮らしに目を向けてみるもの良いかもしれませんね。


サーミの手工芸品

サーミの手工芸品


ウメオのサーミ週間イベントのパンフレット。「サーミ週間」とサーミ語で大きく書かれ、スウェーデン語で併記されています。

ウメオのサーミ週間イベントのパンフレット。「サーミ週間」とサーミ語で大きく書かれ、スウェーデン語で併記されています。


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