台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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過去に発売されたAppleの製品が並べられました

過去に発売されたAppleの製品が並べられました

 私は20年来のmacユーザーで、今ではコンピューターもスマホもApple製を使っています。

 台湾に来てからは、Appleの直営店が2017年7月に台北101の1階、2019年6月に信義A13に開業したため、そちらを利用することが多くなりましたが、その前は台湾でAppleの許可を得てapple製品を発売していた店舗へ行っていました。

 その一つが、2007年から台湾地区で営業を始めた「Studio A」というお店。Studio Aでも1階に販売コーナー、2階に修理コーナーを設け、品揃えも豊富な大安店が入居するビルの取り壊しと再建設に合わせ、1月2日に閉店しました。

 2011年からおよそ10年営業を続け、会員数も多く抱えている店舗ということもあってか、最後に熱心な台湾のAppleユーザーの期待に応え、コレクターの協力を得て、古いmac製品の展示を実施しました。

 今回は私自身、思い入れがあるmac製品を見るために、閉店前の大安店にお邪魔しました。


ibookや家庭用ゲーム機の「Pippin」も…

ibookや家庭用ゲーム機の「Pippin」も…

 見てみると、1977年発売の「Apple II」もあり、ローラーボール式の「PowerBook」もあり…とmacファン垂涎ものの製品が並べられていました。

 このタイプのiBookは、がんばって買おうとしていた記憶がありますが、気がついたらモデルチェンジしていて、店頭から消えていました。湿気が多い台湾だからでしょうか。インディゴカラーのはサビが目立っていました。


懐かしの初代imac

懐かしの初代imac

 mac製品はずっと高嶺の花で、絶対に手が届かないと思っていたのが覆された初代iMacも置かれていました。ただ、置く場所を確保するのが難しく、泣く泣く断念した記憶もあります。

 今だと、iBookもiMacも「映える」になるのでしょうか。


IPodも、IPhoneも、iPadもしっかり並んでいました

IPodも、IPhoneも、iPadもしっかり並んでいました

 今の若い世代の方ならIPhone、IPadは当たり前の存在。

 さて、iPodはいかがでしょうか。現在でもiPod Touchが販売中ですが、iPhone、iPadにも音楽再生アプリがあるので、購入する人は少ないのではないでしょうか。

 iPodが最初に登場した時、音楽プレイヤーがこれまでのより小さくなり、そこにたくさん曲が入る、ということで衝撃を受けた記憶があります。こちらも、がんばって買おうとした時には、アップグレードがどんどん進んでいて、性能の進化についていくのがやっとで、iPhoneに取って代わられた格好になりました。

 今でも、この手の製品のアップグレードの速さについていけずにいる自分がいます。


惜別の記念動画も流していました

惜別の記念動画も流していました

 上の写真のところでは、お店が開店してからの11年を振り返る動画を再生していました。iPhoneの発売日にできる長い列、会員向けのイベントなどなど…

 会員やお客さんと共に築いてきたお店の記憶が蘇ってくるような映像でした。

 店側は、「しばしのお別れ」と称していますが、新しい建物ができた時、戻ってきているでしょうか。


【参考】

https://tw.appledaily.com/gadget/20211215/N26CJ3MD75CSVAAPMFKMUR7JEY/?fbclid=IwAR3ZaQRVST60yIOhaz7mO7P0lA7uL3H6Vyvl8k9XxpyrudE7_o4EEB5F1Vw

https://www.facebook.com/studioa.apple


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