アイスホッケー文化の集大成 ホッケーの殿堂 その3
2018.11.09 up
川渕務氏
国際アイスホッケー連盟の殿堂に入っている日本人は3人。
まずは、川渕務(かわぶち・つとむ)氏。日本アイスホッケー連盟のHPによると、「日本女子アイスホッケーの父」とも呼ばれる存在で、1998年の長野五輪の女子アイスホッケー日本代表のリーダーを務めました。女子アイスホッケーの普及振興に尽力し、2004年殿堂入りされました。
*上の写真ではお名前が「Tsutomi」となっていますが、読み方は「つとむ」です。
堤義明氏
最初に殿堂入りしたのが、堤義明氏。過去には日本アイスホッケー連盟の会長を務めただけでなく、日本のアイスホッケーリーグの礎を築くなど、日本のウインタースポーツ全体の発展に寄与したことが殿堂入りした決め手になったようです。
冨田正一氏
最後は、冨田正一氏。日本アイスホッケー連盟の会長だけでなく、国際アイスホッケー連盟の副会長を務めた方で、NHLの選手の長野五輪参加に関する交渉(プロであるNHLの選手が参加したのは長野大会が初)、アジアリーグアイスホッケーの立ち上げなど、競技の発展に尽力したことが認められ、2006年に殿堂入りしました。
そのためだと思いますが、冨田氏の扱いは前出の2人と違っていて、プレートだけでなく、カラーの写真パネルでも紹介されていました。
1960年のスコー・バレー(アメリカ)五輪のアイスホッケー日本代表のユニホーム
上の写真は、1960年のスコー・バレー五輪のアイスホッケー日本代表のユニホームですが、こちらは当時選手だった冨田正一氏のものだそうです。
世界各国のユニホーム
日本代表のユニホームは、他にも2点展示されていますが、そのうちの一つが上の写真の中にある、2004IIHF世界選手権チェコ大会でキャプテンを務めた小堀恭之選手のユニホームです。
どこにあるか分かりますか? 分かった方は、コメント欄までお願いします。
異国で、それもアイスホッケーの本場カナダで、このような形で功績が認められて殿堂入りしている日本人がいるかと思うと、何だかうれしくなります。
ホッケーの殿堂には、スコシアバンク・アリーナにもあったPS4のゲームなど他にもたくさんあるので、大人も子どもも楽しめる所になっています。興味がある方は、行ってみてはいかがでしょうか。
*開館時間
1 通常期
月~金 10:00~17:00
土 9:30~18:00
日 10:30~17:00
2 夏季(6月最終週~9月第1月曜日のレイバー・デイ)、クリスマス、マーチブレイク(3月初旬に設けられる1週間ほどの春休みのこと)
月~土 9:30~18:00
日 10:00~18:00
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2 - Comments
hideharu hiroseより:
2018 年 11 月 11 日 18:42:22
ホッケーの殿堂、いいですよね!私も何度か行ったことあります。
ブラジル人はサッカーボールを持って生まれてくると言われますが、カナダ人はスティックを持って生まれてくると言われるくらいホッケーが大好きです。
私も殿堂入りした三名の日本人に対して誇りを覚えると同時に去年、日系三世ですがポールカリヤが殿堂入りしたことにも日本人としての誇りを覚えました。
(弟のマーティンは日光アイスバックスでプレーしたことあるんですよ!)。
ここはトロントに行くと必ず訪れる聖地です。
ちなみにユニフォームは上の段の左から3番目が日本のジャージですね。長野五輪の時にデザインされたアウェージャージです。
筆者より:
2018 年 11 月 12 日 13:29:05
>hideharu hirose 様
呼びかけに応じていただき、ありがとうございます。その通りです。
また、アイスホッケーのことも教えていただき、感謝いたします。
今後もよろしくお願いします。
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