台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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サイン会の様子

サイン会の様子

 感染拡大の影響を受けたのは、各ブースの販売だけではありません。

 日本から漫画家や声優らが来られない影響で、サイン会やファンとの交流活動も大きく減りました。
 
 その中で写真撮影が許可されたライトノベル作家の値言さんのサイン会が上の写真ですが、ファンとのやりとりは銀行のようなついたて越しに行われていました。

 ここでもサイン会を企画した出版社担当の方に話を伺いましたが、企画用の商品の準備は、前回も紹介したとおり、海外からの商品の入荷が滞っている影響でなかなか決められなかったということでした。

 それでも、台湾各地から訪れたファンの人たちは、満足した様子で会場を後にしました。


トーク時の様子。左が値言さん

トーク時の様子。左が値言さん

 場内のマスクの着用も義務付け。

 舞台での進行役の人も、ゲストの作家らもみんなマスク姿でした。


毎度おなじみの落書きコーナー

毎度おなじみの落書きコーナー

 落書きコーナーは毎度おなじみですが、毎日ボードが張り替えられるごとに、隅から隅までびっしり書き込まれるので、驚くばかりです。

 今回は…


お姉ちゃん、高校入試ガンバレ!

お姉ちゃん、高校入試ガンバレ!

 「會考」は、毎年5月中旬の週末に行われる高校入学試験に相当する学力考査のことです。受験まで日が迫っているので、必勝祈願として書き込まれたもののようです。

 感染拡大後、受験の風景も変わり、会場には受験生と受験生の対応をする学校の担当者、PTAの人たちに限られ、保護者が会場になっている学校が設けた待合所で待つ姿はなくなりました。今は、受験生が1人で会場に入り試験に臨むようになっていますが、こうしたメッセージはそれを反映しているようにも感じます。


日台の漫画家の交流会場のメッセージボードより

日台の漫画家の交流会場のメッセージボードより

 これまでの繰り返しになりますが、日本に行きたくて行きたくてしょうがない台湾人は多くいて、私は昨年からいつもその声を耳にします。「好想去日本」は「めっちゃ日本に行きたい!」という意味ですが、この想いはますます強まるばかり。

 今年はどうなるでしょうか。


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