障害者施設で働く、若きボランティア
2009.05.18 up
今回は、JICA(ジャイカ:独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊、高松理恵さんの活動を紹介します。
ニカラグア北部の美しい街、マタガルパにある障害者施設が高松さんの活動先です。
米国の支援で運営されている施設です。
高松さんは、青年海外協力隊になりたくて、応募条件である20歳の誕生日を迎えるとすぐに受験しました。
現在、大学を休学して参加しています。
いつもまっすぐ、丁寧に人と関わっている高松さん。
活動先は、自閉症、ダウン症など様々な精神障害をもっている子ども達が集まる施設で、朝から晩まで、自分にできることを探しながら、子ども達が少しでも質のよい時間をすごせるように、がんばっています。
朝は、お歌から始まります。手をたたきながら、みんなの士気を高めます。
次は、大きなカレンダーを出して、今日は何曜日?
そうしている間にも、立てかけてあった、カレンダーを倒す子どもがいます。
高松さん「この子は、投げるのが得意なんです。なんでも、上手に投げられるんですよ。」
ニカラグアでは、障害者教育はほとんど尊重されていません。
障害児を受け止められない親、言葉を強要する教師、そんな現実を前に、高松さんは温かい心で今日も出勤します。
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2 - Comments
jintaroより:
2009 年 06 月 12 日 00:37:24
障害者教育は日本もさほど変わりません。
過保護か虐待かのどちらかです。
高齢化社会への対応もそうですが、
種としてのニンゲンの強度がこの時代に試されているような気がします。
高松理恵さんにもがんばってもらいたいですね。
Meeskreilkより:
2009 年 11 月 25 日 02:21:37
...please where can I buy a unicorn?
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