放水体験で子どもたちはズブ濡れ
2009.05.31 up
長い長い冬がようやく終わり、春を飛び越えて夏がやってきたシカゴです。
シカゴの季節はよく「冬→夏→冬→真冬→冬」と言われます。
その言葉のとおりの長くて厳しい冬が終わると、「シカゴアン」(シカゴに住む人々の意)は活動開始。
短い夏を楽しんでいます。
■■■
子供たちが通う小学校では、毎年この季節に避難訓練が行われます。
避難訓練と言っても、日本のように非常ベルが鳴って、校庭に避難して…というのとは一味違います。
消防車に乗ったファイヤーファイターが来校し、消防車や避難訓練体験用の車に乗せてくれたり、放水を体験させてくれたりするのです。
中でもこの、放水訓練。
子供たち1人1人に放水ホースを持たせてくれます。
最初はきちんと列に並んでいた子供達ですが…
だんだん並ぶのに飽きてきて、水の下へ。
最初はちょっぴり濡れただけで大喜びだったのが、エスカレートして…気がついたらみんなずぶ濡れ。
しかし、先生は「Oh、クレージー!」なんて言いながら、満面の笑顔で見守っています。
一通り水遊び…ではなくて放水をした後は、仲良く並んで甲羅干し。
しかし、当然ながらそんな短時間で乾くわけがなく、パンツまで濡れたまま帰宅。
きっと、帰宅した子供の姿を見て、ご家族は驚いたことと思います。(笑)
この楽しい体験を通じて、ファイヤーファイターは身近な職業になった…のでしょうか??
レポーター「桜元 あきこ」の最近の記事
「アメリカ」の他の記事
- 3283 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments