アメリカ 車不足
2022.07.08 up
私の車にもこのような張り紙が貼ってありました。もし車を売りたい場合は連絡くださいとのことです
現在アメリカでは販売車両が大変不足しており、買いたくても買えないという声をよく耳にします。
新車で買おうにも数ヶ月待ちは当たり前、中古車も条件が良く安い車はまず見つからず、日本では大きく価値が落ちると言われている15年以上前の年式、10万キロ以上の走行距離の車でさえ100万円以下では見つかりません。
どうにかして安く車を手に入れたいと思っても、日本で車両の状態の目安になる車検や法定整備といった制度がアメリカのほとんどの州になく(カリフォルニア州ではスモッグチェックという排気ガスの有毒物質濃度を測定する検査のみ)、車両整備に関しては所有者に委ねられているため、相当車に詳しい人でないとメンテナンス保証やアフターフォローのない個人売買や個人経営の中古車ディーラー等で買うのはリスクが伴います。
安く車が欲しい人はディーラーをまわったり、ネット検索したり、路上駐車の車に「車売りたくなったら連絡ください」と貼り紙をしてみたと、車探しの努力の日々です。
大手のディーラーだったら簡単に見つかるかと言えばそうとも言えず、条件の合う車を運良くネットで見つけたとしても、土壇場でメンテナンス箇所が多くてこの値段だと利益が出ないと断られてしまったりと、ひと筋縄ではいきません。
そして何とか車を手に入れたとしても、ガソリンは現在リッターあたり200円を超え、水素燃料の場合は水素スタンドは大混雑という、今度は維持のための苦難が待っているのです。
日本の車を輸入するにも25年ルールというのがあるそうです。この車不足はいつまで続くのでしょうか。
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