ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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動植物を原料としたブラジル産の様々な自然薬

動植物を原料としたブラジル産の様々な自然薬

 自然薬を専門に扱っているお店があります。ブラジルでは西洋医学に基づいて医師から処方されるタイプの薬を飲まれるのが一般的ですが、自然薬を愛好する人も少なからずいます。漢方薬のような感覚で飲まれているのかもしれません。
 


煎じて飲むタイプ(右側の方にかかっている袋)から液体、錠剤まで様々な自然薬を取り扱っているお店

煎じて飲むタイプ(右側の方にかかっている袋)から液体、錠剤まで様々な自然薬を取り扱っているお店

 自然薬の代表的なものは、煎じて飲むようなタイプの乾燥した植物です。
 カモミールやミントなど代表的なハーブティーからグァラナやアサイ、先住民の言葉がついたような珍しい名前のブラジル原産の植物を煎じて飲むタイプの薬まで、何十種類もあります。 
 植物が調合されて液体や錠剤になったようなタイプの薬も、販売されています。
 ブラジルといえばプロポリスもよく知られています。喉の痛みを取るプロポリススプレーや、免疫力を高めるという飲むタイプのプロポリスも販売されています。 

 薬は種類が豊富なので、まずは病気や症状を説明して、効能をお店の人に確認してから購入します。
 婦人科系のホルモンバランスを整える薬を尋ねてみたところ、紹介してくれたお薬がありました。(3枚目の写真)
  


婦人科系のホルモンバランスを整える自然薬

婦人科系のホルモンバランスを整える自然薬

 自然薬の店で売られているお茶の中には「シャー・ベルデ」と呼ばれるものもあります。日本語に訳せば緑茶です。
 緑茶が健康によいということで販売されていると思われるのですが、葉っぱが大きく、葉っぱだけでなく木の枝なども入っています。見るからに日本茶のイメージの緑茶ではないのですが、量の割りに安いので購入してみたところ、ドクダミ茶のような味で、色もほうじ茶のような色でした。


棚に並んだ様々な自然薬(右の方は主にプロポリス)

棚に並んだ様々な自然薬(右の方は主にプロポリス)


日本茶とは味が違うものの、緑茶と呼ばれているシャー・ベルデ

日本茶とは味が違うものの、緑茶と呼ばれているシャー・ベルデ


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