ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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 まさにネパール、カトマンドゥを震撼させたインドのシッキムを震源としたM6.8 の地震後、世界遺産サイトのカトマンドゥダルバールスクエアの博物館の壁にひびが入ったなど、数日経って被害が少しずつ明らかになってきました。



軒下でおしゃべりしている命知らずの若者たちよ…。どこまで平和なの?

軒下でおしゃべりしている命知らずの若者たちよ…。どこまで平和なの?

 一般家屋の壁や塀の崩壊などは、保険をかけているわけでもなし、報告したところで政府が補償してくれるわけでもなし、言っていくところもわからないと被害を自分たちで処理して報告しなかった人が多いと思われます。
 (同様に泥棒や空き巣の被害を通報しないで泣き寝入りする人も多いのです)


左奥のレンガ造りの建物も、相当危険な様子。

左奥のレンガ造りの建物も、相当危険な様子。

 先日カトマンドゥダルバールスクエアに出かけたところ、傾向きかけている古い寺院に処置がなされていました。

 地震で傾いたのか、それ以前だったのか、何れにせよ、これでよいのでしょうか…。






郊外の家屋。1階の木の柱が奥へ向かって傾いています。

郊外の家屋。1階の木の柱が奥へ向かって傾いています。

 応急処置ならまだしも、あれから相当時間も経過しています。修復工事完了!ということならば、あまりにも危険で恐ろしすぎます。

 おそらく、国全体で対策が必要な状態ですから、何をどのようにすればよいのか、その資金の充てすらないからでしょう。



ここ数年高層建築物があちこちに建てられていますが、その耐震性はいかに?

ここ数年高層建築物があちこちに建てられていますが、その耐震性はいかに?

 活気溢れる市場があり、市民の憩いの場ともなっており、外国人観光客が多く訪れる世界文化遺産スポットがこの有様です。
まだまだ地球全体が揺れているというのに、この危機感のなさは諦めのようにも思えます…。

 熱心な祈りの形の一部を、別の新たな方向に向けていきませんか?


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