それでも食べたい生卵!やむなく自宅で殺菌
2011.12.04 up
アメリカに住みながら和食中心の生活ができるのもカリフォルニアならでは。日本食専門のスーパーマーケットが、近所にも数店存在するおかげで、完璧とはいえないものの、和食に必要な食材はほぼ手に入るからです。もし手に入らないものがあれば、日本に行ったときに買いだめする。もしくは、両親に送ってもらうなどの対応していますが、困るのは生卵。
あつあつご飯に生卵をかけて食べる朝食は今でも私の憧れ。日本に帰ると毎朝食べます。生食を前提にした養鶏飼育をしている日本と違って、アメリカでは生卵を食べる習慣がなく、サルモネラ菌感染の危険があるため、生卵を食べることは推奨されていません。特にカリフォルニアでは、レストランで生卵をだすことが法律で禁止されているくらいです。
日本食スーパーでは、ニュージーランドからの輸入品として、殺菌処理をした卵が売られていますが、とても高い。1個1ドル(80円くらい)以上します。しかも以前は、生食OK!とい売られていましたが、いつの間にかその表示も消えました。リスクは自分でとってね、ということでしょうか。
ニュージーランドからの殺菌処理をした輸入卵 高い!
そこで友人と調査を重ねた結果、自宅で卵を殺菌して食べるという方法に行き着きました。卵は一定の温度で凝固する特性がありますが、そのぎりぎりの温度のお湯の中で3分半卵の殻を殺菌するというもの。ただサルモネラ菌は、雌鶏の卵巣などから卵に体内感染することもあるため、殻の外側だけでなく内側(黄身)にも存在することがあります。そもそもサルモネラ菌感染している卵の確率はとても低いのですが(3万個に1個ともいわれています)、その確率にかけるのはまさにギャンブル。でも生卵ぶっかけごはん、カレーにかけたり、すきやきのお供に、等々生卵がどうしても食べたい時ってあるのです。
殺菌中の卵
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タグ:食生活
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