「灯りを消して…」アルゼンチンのアースアワー
2011.04.02 up
ブエノスアイレス街のシンボルオベリスコでも灯りが消された。オベリスコではキャンドルが配られ今回のアースアワーの象徴となった
3月26日はアースアワー(Earth Hour)の日でしたね。
アルゼンチンもアースアワーに参加していて、13プロビンスのなかの17都市が参加、26日の午後8時30分から9時30分までの1時間、それらの地域では節電や省エネが喚起されました。
アースアワー(Earth Hour)は、世界中の人々が、同じ日・同じ時刻に電気を消すなどのアクションを通じて、地球温暖化を止めたいという思いを示す、国際的なイベント。アルゼンチンでは現地のスペイン語で“Hora del Planeta”(オラ・デル・プラネタ)と呼ばれています。
今回のアースアワー、ブエノスアイレスでは、家の灯りを消してオベリスコへ行こう」と呼び掛けられました。
街のシンボルであるオベリスコでは歌手Elena Roger(エレナ・ロジャー)が歌を披露し、キャンドルが配られました。
“Apagá la luz, encendé el futuro”(灯りを消して、未来に光をともそう)との呼び掛けに多くの人が応えていました。
地震の影響で電力供給不足に対応するために今日本では計画停電が実施されている。そんななかでの今回のアースアワーは、色々な意味で考えさせられるものでした。
どんなに譲歩して考えても現在は無駄に消費されている電気が多すぎる。毎日キャンドルとはいかなくても、街の照明も明るすぎる必要はないし、家でつけっぱなしにしている電化製品はまだある。
そんなことを思いながら、環境に対して個人ができることでの第一歩を始め、続けることの大切さを再認識したのでした。
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