中国の水道水は質が低く、飲むとお腹をこわすケースが多いというのは良く聞く話です。
そのため在住外国人をはじめ、多くの家庭では「水サーバー」を置いています。
しかし配達されるサーバー用の水の中にゴミが混入していることもあり、質の信ぴょう性が低いのは同じこと、
結局「輸入のペットボトル水」を購入する必要が出てきます。
我が家も例にもれず、飲み水には輸入水、料理に使う水は“日本ブランドだけど中国工場で作っている水”、
さらに麺類を茹でるなど量を多く必要とする際にはやむなく水サーバーの水、と3種類を使い分けています。

日本から（大連に）輸入している水は私の知っている限り3種類ありますが、現在はそのどれもが店頭から姿を消してしまいました。
配達専門の業者に問い合わせたところ「震災（原発）の影響で、日本から水が入ってこなくなった。
次はいつ入荷できるのかまったく見当がつかない」との返答。
日本での需要状況を考えれば仕方のないことですが、中国に在住する日本人にとっても
かなり頭の痛い事態です。

結局、“（多分）日本ブランドだけど中国工場で作っている水”を優先して使っているのですが、このお水までが品薄になった時には一体どうしたものか悩みどころです。
中国産のペットボトル水は数ありますが、時に耳に入る恐ろしい情報から、これ以外にはいまだ手を出せずにいます。
一刻も早く日本の水事情が回復することを、中国に住む私たちも願わずにはいられません。

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