Noche en Vela(眠れぬ夜)、暗闇で楽しむアート
2011.04.10 up
前回の記事でお伝えしたように3月26日はアースアワーの日でした
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2011327221235
同じ日の夜、ブエノスアイレスでは初めての試みとして“Noche en Vela(ノチェ・エン・ベラ)”が開催されました。
“Noche en Vela(ノチェ・エン・ベラ)”とは眠れぬ夜の意味で、フランス・パリで恒例となっている“Nuit Blanche(ニュイ ブランシュ)”にインスピラーダ(インスパイア)されてブエノスアイレスでも始まりました。
ブエノスアイレスの“Noche en Vela(ノチェ・エン・ベラ)”もパリの“Nuit Blanche(ニュイ ブランシュ)”も夜通し街中でダンスやコンサートなどが行われる無料イベントの呼称。
ブエノスアイレスでも夜7時から朝7時まで街中の150もの場所でダンスパフォーマンス、コンサート、アートエクセビションなどたくさんのパフォーマンスが披露されました。
コリエンテス通りとカジャオ通りで行われた屋外タンゴレッスン(画像:The Argentina Independent より)
夜を通してのアート観賞ですが、同日に行われたアースアワーとコンセプトを共にして、電灯は使わずろうそくやファイアパフォーマンスによるファイア(火)でともされた街並み。
暗がかりの中で味わう街はいつもとはまた違った味わいがありますよね。人々は思い思いに夜のブエノスアイレス、夜に観賞するアートを満喫していました。
そして朝7時まで街の至る所で開かれたコンサートやパフォーマンスはブエノスアイレスの他の多くの文化行事と同じくすべて無料。
街のシンボルオベリスコではロシアンシンフォニーオーケストラによる演奏が披露された。(画像:The Argentina Independent より)
「眠らない街」と呼ばれるブエノスアイレスのナイトライフの魅力と、アートシーンでは南米のニューヨークともいわれるほど文化の幅が広く文化行事へのアクセスが容易に提供されているブエノスアイレスの魅力が一度に味わえる夜でした。
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